昨日は日曜日だったけど出勤。
というのも、
仕事で、市橋織江さんという写真家の撮影に立ち会える機会があり、
ぜひとも私も行きたい!
と自ら手をあげたもので。。。
数ヶ月前までは
正直名前をしらなかったのだけど、
仕事で関わることがあることを知り、
彼女の過去の写真をみると、
あれもこれもと、
かつて「キレイだな~」とぽんやり眺めていた作品ばかりだった。
カメラマンは誰か?とか調べはしなかったものの、
私はずっと彼女のファンであったのだなーと知った。
例えば、
ホノカアボーイや、
オールフリー、
昨年のJR東北。。。。
刹那と爽やかさと優しさと、
音のない音が聞こえてきそうなスカイグレーな世界。
彼女の凛と物事を静かに見つめる世界観が、まんま映し出された作品。
懐かしくも新鮮でもあり、
きっと多くの人がひき込まれる世界。
結果として雑誌や広告やCM、映画までと、
幅広い分野で見かけることができ、
それらは華やかな世界の物にも感じます。
けれど
でも実際の撮影風景は、
一枚の写真を撮るのに光やアングルなど何十分も探し求め、
彼女が「うん」と思えるものがレンズの中に映し出されてやっと
パシャリ。と一枚のシャッターが押されます。
途中。
もうちょっとココを~という要求も、
彼女なりに「うん。うん。」と噛み砕き、
表現してくれる。
それは、
かなり根気のいる地味な作業。
要求されていた写真は、
一風変わったシチュエーションだったし、
それが一枚の写真になるイメージが私としてはまったくわかなかったのだけど、
写真の出来上がりを見たら
惚れ惚れでした。
さすが!と勢いがあるというよりは、
ジワジワと引き込まれるもの。
決っして頑固ではなく、
媚びることもなく、
寡黙だけど自然にカメラに向かう姿勢は、
仕事として、
また日常の生活の中でも、
学べるものがたくさんあった。
作品だけではなく、
そんな動く彼女を見て好きになってしまった。
また彼女の仕事風景に出会えますように。。
※で、早速、
最近は登場が少なかったPENTAXを引っ張りだし、
マニュアルモードでシャッターを押しまくったのは私です(笑)
すぐ影響されます(笑)
そして彼女の声、ナウシカばりにかわいかったな〜。。。。